3500店舗!!

もともとテレビはほとんど見ないのですが、先日録画で観た『カンブリア宮殿』が興味深い内容でしたのでご紹介させて頂きます。

 

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製麺機メーカー大和製作所の藤井社長が出演されていたのですが、あらためて商売の原理原則を認識させて頂いた気がします。

 

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冒頭の3500店舗というのは、日本国内で一年間に新規開店するラーメン店の数だそうです。そしてなんと!全く同じ数のラーメン店が廃業しているとのことなんです。

藤井社長いわく、「今新規開店する店の多くは、60~80点くらいの商売をしている。それでは確実につぶれる。とことんこだわり抜いて100点満点を目指す、最低でも95点以上のお店をつくらなければ勝てない」と。つまり「プロではダメ。プロ中のプロが成功する」とのことです。

そして、自社の売り上げを伸ばすために、製麺機メーカーの社長がとった選択とは?

 

『ラーメン学校をつくる』

 

ということです。

 

なぜ・・・???

 

元々、大和製作所は後発の製麺機メーカーで、シェアも伸び悩んでいた。
そして市場を分析したろころ、廃業した店の中古機械が出回り、新しい機械の販売を邪魔していることに気付いたそうです。

そして、クライアントが繁盛店になることこそが、製麺機の売り上げアップにつながると考え、2000店もの店を食べ歩き調査・分析し、ついに学校を始めたそうです。

そして、この学校の授業がまた興味深いものでした。

 

ラーメン店というイメージとは真逆で非常にロジカル。すべてを数値化することで、高いクオリティのサービスを保つというものでした。
スープの調合はもちろん、スープを何時間も煮込んでつくるのですが、感覚ではなく、濃度を測る機械でチェックし、毎日安定した味のスープを提供できるシステムになっているんです。これは目から鱗でした。

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もちろん、既存のラーメン店からすれば、クエスチョンマークがつくこともあるかと思われますが・・・店舗展開などを視野に入れると、商売としては非常に理にかなっていると感じました。

そして、この学校から多くの繁盛店を輩出し、今では製麺機メーカーでは7年前にNo.1になり、以降今日までNo.1のシェアをキープし続けているそうです。

 

このように自社の利益だけを考えるだけではなく、周りの成功も考える姿勢が成功につながるということをあらためて考える機会を頂きました。

たまにはテレビも見ないといけませんね(笑)